友よ! 君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!?

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超獣戦隊ライブマン

バトルフィーバーから数えてですが、記念すべき戦隊シリーズ10番目の作品。
最近ニコ生で配信し出したので、これを機に今回は作品紹介の記事を書きます。

あらすじ
世界中の天才が集まる科学者育成学校「科学アカデミア」。世界各国にいくつかの系列校が存在し、同じ年頃の青年たちが日々発明と研究にいそしんでいた。その中の一つ、スペースアカデミア号作成に向け熱気覚めやらない日本に近い分校の一つでは、課題である宇宙空間活動用スーツの開発を行っていた。

天宮勇介、大原丈、岬めぐみ、矢野卓二、相川麻理。スペースアカデミアのパイロットを夢見る仲のいい5人はその夜も実験を野外で行っていたが、同じ学友の月形剣史、仙田ルイ、尾村豪の3人が謎の宇宙船に乗り込もうとするのを目撃する。不吉なものを感じた勇介は引き止めようとするが、剣史は彼らにレーザー銃を向け、卓二と麻理は3人を助けるために盾となり凶弾の前に倒れてしまう。そして剣史たちは宇宙船に乗って何処へともなく姿を消した。

それから2年後、悲願だったスペースアカデミア号の打ち上げの日。選ばれし天才だけで人類支配を企む大教授ビアス率いる武装頭脳軍ボルトが攻撃をかけてきた。スペースアカデミア号は大破、科学アカデミアも全滅してしまった。辛くも生き残った勇介・丈・めぐみらが見たものは、ボルトの手によって悪魔と化した剣史たち3人の姿だった。

だが勇介たちも親友・卓二、麻理の仇を討たんと、2年間アカデミアの校長だった星博士の支援のもと、実験していた宇宙空間活動用スーツを元にした強化スーツと3台のメカを製作していた。超獣戦隊ライブマンとなった彼らは地球の「生きとし生けるものたち」を守るために、そしてかつての友の暴挙を食い止めるために戦うのだった。

作品解説
この作品は「競争主義と学歴社会への警鐘」がテーマらしく、そんな社会問題を特撮に落とし込んだシビアな内容となっています。
勉強という言葉が強く協調されており、敵幹部のボスである大教授ビアスも「勉強すること」を目的とした、従来の敵とは少し違う思想を持っているのが特徴。というより敵組織にありがちな世界征服が、本来の目的のための第一関門のような感じでした。

そして、ヒーロー側であるライブマン。タイトルは、おそらく命を意味するlifeの複数形であるlivesから取っていると思われます。第一話でもそれを現すように「生きとし生けるものたちを守る戦士」と勇介(レッドファルコン)が語っています。

ライブマンは、それまでの五人戦隊から珍しく三人戦隊となっており、太陽戦隊サンバルカンを彷彿とさせるカラーとなっています。また、初めてヒーロー側と登場するメカのモチーフが統一され、より作品としての一体感が増しています。
チェンジマンも、もう少し登場が遅かったらメカの形が変わっていたかもしれませんねww

しかし、色々な試みがあったものの内容が振るわなかったのか、ライブマンは中盤からテーマからやや離反したような内容になっていきます。この展開は、終盤で再び元に戻りますが。
また戦隊十周年として、30話から二号ロボと共に追加戦士二人が入り、三人から五人戦隊へ変わってしまいます。この構成は、のちに後年の戦隊であるハリケンジャーやゴーオンジャー、ゴーバスターズなども使用しています。
この方向転換は、リアルタイムで観ていた方たちにはどうだったのかよくわかりませんが、五人戦隊で見慣れている私は少しホッとした反面、内容がまたリセットされたような気分でした。

玩具展開的には、このテコ入れは反響が大きく、秋以降は高い売り上げを記録したそうです。また初のロボ同士の合体を実現し、このギミックは後年の戦隊にも長く使われるようになります。しかし、そのせいで二号ロボであるライブボクサー制作に多大な負担を掛けることとなり、当時のバンダイ社員は無茶苦茶難儀したとのこと。

……まぁ、ライブマン全体としての作品は少し年齢高めの人間から見れば、かなり見所のある内容となっていますが、子供から見たら少し厳しい内容かなぁという感じです。実は、私も子供の頃ライブマンを絵本などで知りましたが、前年のマスクマンはビデオで観ていたものの、ライブマンだけは怖がって観ることすら躊躇していました。おそらくウィルスヅノーの回のせいww
しかし、44話の回を初めて観てからはその気持ちが無くなり、改めて全話観てみようということになりました。

まぁ、たしかに観にくい回も多少ありますが、少し大人になったら勇気を出して観てほしい。そんな作品です。
丁度ニコ生で配信もしているので、観てない方はぜひ視聴を。


以上です!

コメント

非公開コメント

No title

「友よどうしてライブマン!」
に笑ってしまったのを思い出したw
いろいろターニングポイントになった作品みたいですね。

Re: No title

浮世亭まん丸。さんへ

この頃は、いろいろ実験的な試みが多かったようですね。
賛否両論あるようですが、この作品から以降の戦隊へ受け継がれた部分もあって、中々見所ありますよ。