手裏剣戦隊ニンニンジャー 感想

ニンニンジャ―


〇あらすじ
戦国時代、伊賀崎家を初めとする忍者たちは、恐怖による天下統一を目論む史上最悪の武将・牙鬼幻月を打ち倒した。幻月は最期に「444年後に蘇る」という言葉を残し、後に予言通り復活する。伊賀崎家最強の忍者・伊賀崎好天は、妖怪となり復活した幻月と戦い、48枚もの封印の手裏剣で祠に封じる。好天は後に「ラストニンジャ」と呼ばれる伝説の存在となった。
2015年。好天の孫である伊賀崎天晴は4年ぶりに放浪の旅から伊賀崎忍術道場に帰ってきたが、突如その道場に謎の怪人たちが出現。天晴はすぐさまアカニンジャーに変身し、その怪人たちを撃破する。そこには父の伊賀崎旋風に妹の伊賀崎風花、いとこの加藤・クラウド・八雲、松尾凪、百地霞も集まっていた。旋風は5人に幻月が言う444年後とは実は今年ではないかと告げ、幻月が封じられた祠を見せる。だが、それと同時に祠の封印が十六夜九衛門によって解かれ、妖怪たちが幻月の復活を目指して、人々を襲い始める。天晴たち5人は旋風から忍者一番刀を託され、手裏剣忍法の使い手・ニンニンジャーに変化し、手裏剣戦隊として妖怪退治に挑む。


〇感想
終わってから約一年経ちましたが、そういえば感想書いてなかったなぁと思ったので。
最初のスーパー戦隊である『ゴレンジャー』から40周年を迎えるらしく、この作品では過去の戦隊やヒーローがゲスト出演する回がありました。主に忍者戦隊で『カクレンジャー』『ハリケンジャー』がメタルヒーローから『ジライヤ』が登場しました。
戦隊だけでなくメタルヒーローからもゲストというのは、この作品自体が「開き直り」「テコ入れ」という作風をテーマにしているからだと思います。あとは、ファンサービスかな?

元々、子供に人気のある職業をモチーフにした戦隊でしたが、それでは分かりづらいということで忍者モチーフになったそうです。魔法使いや学生、学者がいるのはその絡みなのかもしれませんね。
また「良いものは何でも取り入れる日本文化の長所」など「クール・ジャパン」という裏テーマもあるそうです。
ロボもそうですが、思い返せばたしかになんでも取り入れようという意気込みを感じる戦隊でした。

内容に関しては、前作のトッキュウジャーと比較するとものすごく微妙でした。
ゲスト回が多いせいかくどいように感じ、キャストの演技もあまり良いと感じませんでした。
モチーフの忍者に関しては最初こそ忍者らしさがありましたが、話が進んでくると各キャラクターの能力が目立ち過ぎて忍者戦隊でなくてもいいんじゃないかなと思うほど忍者設定が埋もれていたように感じました。学者とか魔法使いの設定が強いのかな。

コレクションアイテムである忍シュリケンも数が48個と多く、話が進むと六人全員同じものになったりなど数のわりに種類が少なくなっていきました。元々、忍シュリケンが敵側にあったもののそれを敵側が生かしきれていないのも問題でした。

敵側の戦力も徐々に増えていくのかなと思いきや幹部は、全部で五人ほどしかおらず蛾眉 雷蔵(がびらいぞう)が抜けたあとは有明の方(ありあけのかた)を中心に緩い方向へ向かっていったのが凄く残念でした。

一番良かったのは、十六夜 九衛門(いざよい きゅうえもん)率いる十六夜流忍者軍団が登場する回ですね。
できれば、同じ忍シュリケンを使う悪の戦隊を出してほしかったですが、やはり忍者対忍者という構図は燃えます。九衛門の成り立ちを考えればこそ、こういう敵キャラクターたちの登場は本当に嬉しかったです。

ロボに関しては、ライオンハオーのような大型ロボや三モード変形のシュリケンジン、六体合体のゲキアツダイオーなど、従来のロボに無い味があって良かったです。
ただバイソンキングや他のオトモ忍たちの活躍が激減してしまったのが非常に残念でした。どうにかして生かせなかったのか。
バイソンキングに関しては、ただの合体パーツと化してしまったのが惜しい。

こんな感じで全体的に見たら微妙なんですが、最初と最後だけは良かった……というか九衛門絡みの話がとくに良かったので、最初から最後まで九衛門中心で話を展開してほしかったというところです。
あとは、キャストをもうちょっとちゃんとしてほしい。特に活舌やら演技が酷い……。ニンニンジャーは、戦隊の中でも特に演技面で酷かったです。
次回作のジュウオウジャーでは、そういった不満が無かったので、キャスト選びもきちんとしてほしいですね。

ただ忍者戦隊の三番目ということで、前作のカクレンジャーやハリケンジャーには無い要素もちゃんと感じられたのでそこは良かったです。

では、また

コメント

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No title

個人的に親子三代の関係性は面白かったです。
演技という部分でも6人が不安定な中、
笹野さん(おじいちゃん)がいい味出してた。
ロボは最近の中じゃいい方かな?
トッキューオーはストレートだったけど、
神輿をメインモチーフにして、
ドラゴンやらリニアやらあらゆる分野のモチーフを組み合わせた
シュリケンジンは「なんでもありの日本らしさ」出てたと思います。

Re: No title

浮世亭まん丸。さんへ

レッド三人が勢ぞろいしたのは驚きましたが、先祖代々というニンニンジャ―ならではが良かったです。

ロボットも面白いギミックが多くて、トッキュウオーより遊べる気がします。