灰と幻想のグリムガル

灰と幻想のグリムガル

○あらすじ
「目覚めよ」という声を受けて目を覚ましたハルヒロは、自分がどこともしれない闇の中にいること、そして名前以外の何も思い出せないことに気付く。同じ境遇の12人が揃って外に出ると、そこは赤い月が照らす地「グリムガル」であった。

途方に暮れるハルヒロたちだったが、そこに現れた案内人に誘われた「義勇兵団レッドムーン」の事務所で、人類が魔物と戦っていることを知らされる。そして、この世界で生きていくために義勇兵となってその戦いに身を投じるか、街で細々と生きるかの選択を迫られた。

決断できないハルヒロを尻目にいち早く動いたレンジは、見込みのありそうなメンバーを誘ってパーティを組み、結果としてハルヒロたちは残された者同士でパーティを組むことになってしまった。

各々が義勇兵としての職業に就き基本スキルを習得し、何とか体裁を整えたハルヒロ達はグリムガルの大地での冒険へと旅立ったが、そこに待っていたのは過酷な現実だった――。


○感想
今期のアニメ作品のうちの一つです。オーバーラップ文庫が原作のライトノベル作品。
あらすじの通り最近流行りの異世界トリップ作品でありますが、よくある主役が強力な能力を持っている、またはチートなどそんな便利な力がなど無く、ただの一般人が異世界行ったらこうなりました的な展開が特徴。

あまり強いとは言えない主人公たちが日々の暮らしや金銭面などに悩みながらも、なんとか戦うことができるゴブリンたちを狩り、生活の足しにしている日々。
無論、少しずつではありますが主人公たちも成長していきます。しかし、その進み具合があまりにも遅く亀のような鈍さ。

目的がイマイチはっきりしませんが、おそらく生きるために戦う主人公たちの日常を描いた作品なのかなぁと思います。
一応、現実の世界から来た描写はありますが、異世界で暮らすうちに現実世界の記憶を失っている状態なので、キャラクターたちは、もう完全に異世界の人間と化しています。

大概の異世界トリップ作品は、現実で酷い日常もしくは最期を送ったキャラクターが異世界へ行けば大体なんとかなってしまう、そんな作品がほとんどですが、この作品は現実の非情さを前面に出した内容となっています。
死んでしまった場合も復活魔法などなく、回復できなければ絶命してしまいます。
中盤あたりから明るい部分も増えてきますが、それでも何かが起こるのでは? という不安が後に付いて来ます。

とりあえず最期まで油断ならない作品なので、ぜひご視聴してみてはどうでしょうか。

では、また

コメント

非公開コメント

No title

「このすば」といいRPG的異世界ファンタジーアニメ今期多すぎない?w
ゲーム世代的には馴染みやすいのでしょうか?
この作品はなんか妙にシリアスでリアリティな作風ですね。
命をかけて戦ってはいるんだろうけど、富野アニメみたいには何故か響かないw

Re: No title

浮世亭まん丸。さんへ

ライトノベルでいうRPG的世界観は、学園モノみたいな、よくあるテンプレな設定ですからね。
ゲームみたいな設定なら読者も入りやすいし、設定も既存のものを元にすればいいから、あまり手間も掛からないしという感じなのでは。あと、人気作のSAOに影響された部分もあると思います。人気のある作品に設定が寄ってしまうのは、よくあることなので。

たしかにリアリティがありますが、超えてはいけない一線は超えていない気がします。
そこが響かない理由なのかもしれません。
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